白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
「(笑)うそ、うそっ。煌、ただいまっ。」

「はい。いいよ〜♡こうしているから。」

そう言って、もっと指先に力を入れて両目を覆う煌君が可愛くて……

「なんだよ。ソレ(笑)」

「邪魔、しない。」

「ぷっ………(笑)」

可愛くて……

光留は、そんな煌君を愛おしそうな目で見てケラケラ笑う。

私も思わず2人のやり取りにほっこりして笑ってしまう。

光留がどれだけ煌君を愛しているか…私には分かる。

どんなに仕事が忙しくても…たとえ新しい恋をしても…彼は煌君のパパであることを放棄したりしない。

光留がシャワーをしている間に…私は煌君をもう一度ベッドで寝かし付ける。
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