白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です！〜

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朝食のいい匂いで目が覚めた。

うわっ！！ヤバっ！！

私はスマホの時間を見て跳ね起きるっ。

ちっ…遅刻ぅーーーー！！

東側の全面ガラスから差し込む朝日に光留の均整の取れたフォルムが眩しすぎる。

いちいち…絵になる。悔しいけど。

「てか…光留っ。早いねっ！！」

「（苦笑）しっかたねぇ〜だろっ。煌いるし。
つっても…遅刻多いけどね（笑）
おはよ…橙子。眠れた？」

「おはよう…光留。寝てないんでしょ。」

「俺は、大丈夫。後から寝れるしっ。」

広すぎるアイランドキッチンに立つ光留の背中に寄りかかる。

ね…眠い。

「じゃんっ！できたっ。スパニッシュオムレツ！！」