白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
「本当に…ありがとうございます。
でも…
それなのに…私、煌君のパパとのことは後悔なんてしてないんです。」

「…………そう。分かった、そうなのね…。
でも…園での煌君のこと…煌君のことはこのままでいいの?」

「えっ?…」

「子供って…大人以上に感じてるわよ。
分かるでしょ…。」

私は、思わず遅番の部屋へ。

煌君がまだ残っているはず…



「そんなの、保育園に持ってきたらダメなんだからーーーー!!」

「そうだよっ!煌君、赤ちゃんみたいっ!」

戸を開ける前から子供たちの声が聞こえる。

「赤ちゃんっ!!赤ちゃんっ!!」

冷やかす声。

「コラっ!そんな意地悪、言っちゃいけません!」

保育士の声。

「煌君、だから言ったでしょぉーーー。
保育園にぬいぐるみなんて持ってきてはいけませんって……。」
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