白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
「2人きりじゃ嫌?(笑)」

「もう!そういうんじゃなくて…っ!
私も…家族になっていいんでしょ…。」

「……橙子。」

「家族だから…。」

「うん…ありがとう。 橙子…。
でも、今日はいいんだ。」

「へ……?」

光留は、絶〜対っ寝た気がしないであろう天蓋付きのベッドに私を押し倒すと…こめかみに鼻先を寄せる。

「アイツ…生意気にも気を使ったのかな…。」

「どういう事?今…煌君、夜間保育園じゃないの?」

「今日はエリの所に泊まるって。煌からそう言ってきたんだ。」



〝 邪魔しないから…ワガママ言わないから…いい子にしてるから… 〟


「………煌…くん。」

「大丈夫だよ。エリもずっと煌に会いたがってたし…喜んでた。
明日の昼過ぎに迎えに行けばいいよ。」



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