白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
「よかった…生きてて。」
「煌と橙子を置いて、死ねないよ。」
「うん…約束して。」
光留の短くなった髪に触れて…もう一度、長いキスをする。
その日に、光留と私は婚姻届を出した。
2人揃って届を出しに行けなかったのは残念だったけど、とにかく早く1日でも早く…煌君を連れ戻したかったから。
今…出来ることはそれぐらいしか思い付かないし、出来ない…。
情けなくて…それから逃れるように私たちはキスをした。
「煌のこと…元は俺のせいだよね。」
「何、言ってんの…違うよ。」
「俺が…ちゃんと守ってあげられなかったから、煌に痛い思いをさせてしまったんだよ。」
「違うっ…どんな理由があっても、子供をつねっていい理由なんてないっ!
しちゃ…いけない事だよ。
私、実は少し…ホッとしたんだ……」
「煌と橙子を置いて、死ねないよ。」
「うん…約束して。」
光留の短くなった髪に触れて…もう一度、長いキスをする。
その日に、光留と私は婚姻届を出した。
2人揃って届を出しに行けなかったのは残念だったけど、とにかく早く1日でも早く…煌君を連れ戻したかったから。
今…出来ることはそれぐらいしか思い付かないし、出来ない…。
情けなくて…それから逃れるように私たちはキスをした。
「煌のこと…元は俺のせいだよね。」
「何、言ってんの…違うよ。」
「俺が…ちゃんと守ってあげられなかったから、煌に痛い思いをさせてしまったんだよ。」
「違うっ…どんな理由があっても、子供をつねっていい理由なんてないっ!
しちゃ…いけない事だよ。
私、実は少し…ホッとしたんだ……」