白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
「営業?」

「決まってっじゃん。枕営業。」


…….……………。

しまった。秒でフリーズした………。

あからさまに固まる私。


「パパ、まくら…って何?」

煌君がヒカルの顔を覗き込む。

「枕、いりませんか〜って。枕を売るんだよっ(笑)」

ヒカルはそう言って誤魔化すと、また色っぽい眼差しで私から煌君の荷物を受け取った。


……………。

ーーーーったくぅ。

やっぱ、最低かっ!この男?!?!

それに何?この…絶妙なタイミングの色気のある目…。

女を食い物にする悪魔にしか見えんっ!!


「ど…どっちでもいいですけど、煌君に…です。貯金っ!してあげてくださいっ。
愛情の貯金ですっ!
紙飛行機、作ってあげて下さいねっ。
絶対っ。明日でも…明後日でもいいから、作ってあげて下さい。」





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