白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
ヒカルは、煌君を抱いたまま…私をじっと見つめる。

この間…耐えきれなーーーーいっ。

イケメンの間。


「煌君には、パパと紙飛行機を一緒に飛ばすことの方が…枕営業して稼ぐよりもよほど沢山の貯金になると思います。」

お金と数字…なんて悲しすぎる。


「ぷっ…ははっ。(笑)」


ヒカルはイケメンの間を自ら壊して吹き出した。


何がおかしいの…?

私、また変なこと言った?


「やっぱ、可愛いなっ。橙子先生って…(笑)」

………………。

なーんか、バカにしてるでしょ〜っ(T ^ T)

ひどぉーーいっ!

私、一応…真剣なんだけどっ。

それに…冗談だと分かっていても”可愛いなっ“なんて言われたら、簡単にドキッとする。



「橙子先生にそう言われたら…約束しなきゃなっ。(笑)煌。飛行機、明日…作ってやるよ。」



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