【完結】わたしの偽り彼氏になってください!
そして一週間後、矢神くんの謹慎が明けると聞いて、わたしは矢神くん探すため、4組へと向かった。
矢神くんは、どこ?
「……いない」
矢神くんは、どこにいるの?
とりあえず矢神くんがいないか確認するため、校内を探すことにした。
そして15分後、ようやく見つけた。
「……いた」
矢神くんは、屋上で寝転んでいた。
「矢神くん!」
「……あ?」
「こんなとこにいたんだね。探したよ」
「……アンタ誰?」
「えっ!?」
わ、忘れられる………!
うそでしょ………!?
「……なに?どっかで会った?」
「えっ?あっ、この前、わたしのこと助けてくれたでしょ?」