【完結】わたしの偽り彼氏になってください!





 そして一週間後、矢神くんの謹慎が明けると聞いて、わたしは矢神くん探すため、4組へと向かった。
 矢神くんは、どこ?




 「……いない」

 矢神くんは、どこにいるの?




 とりあえず矢神くんがいないか確認するため、校内を探すことにした。
 そして15分後、ようやく見つけた。




 「……いた」

 矢神くんは、屋上で寝転んでいた。




 「矢神くん!」
 
 「……あ?」

 「こんなとこにいたんだね。探したよ」

 「……アンタ誰?」

 「えっ!?」




 わ、忘れられる………!
 うそでしょ………!?




 「……なに?どっかで会った?」

 「えっ?あっ、この前、わたしのこと助けてくれたでしょ?」






< 6 / 73 >

この作品をシェア

pagetop