優しい君、不器用なあなた
スミはダリスの手を握り微笑みながら言った。


「さぁ、ダリスさん、ご飯にしましょう!」
スミはダリスの手をひき、キッチンへと向かった。

今日は野菜のスープとパン、ウインナーだった。





二人が食べ終わり、片付けが終わった後、スミはダリスに町のことを聞いた。
町で売ったスミの作った小物は全部売れたということ、そして、町の皆は変わらず元気にいたということ、それを聞いたスミはにっこりわらって、会いたいなと思うスミだった。

「ところでスミはどこ行っていたんだ?」

ダリスの言葉にドキッとするスミは正直に話した。
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