優しい君、不器用なあなた
「そうだったんですね!ほんとうに、ほんとうによかったですね」

スミはミナに笑顔をむけ、ミナをぎゅっと抱き締めた。

「お姉ちゃんに食べてもらいたかったのに…」

そう言ったミナにスミはありがとうございます。といい、頭を撫でた。


「スミー!そろそろ行くぞ!」

ダリスの声に子供たちと別れた。

「よかったな、子供たちに久しぶりにあえて。」
ダリスは笑みをうかべた、そんなダリスをみて、満面の笑みで返事をした。

二人で家へ帰る途中、ダリスは買い忘れていたものがあるといい、買い物へ行った。スミもついていくといったがここで自由に店でも見てろと言われたため、色んな店の商品を見ていたとき、

ドン!

誰かにぶつかった…
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