優しい君、不器用なあなた

「では、お洋服をお預かりしますね。」
レイが脱いだ服をあずかり、洗濯しに行った。


部屋へ取り残されたレイは部屋を見回していた。

必要最低限のものしかおいてなかったが、生活感が溢れる家だった。

そんな時、スミにダリスと言われた男がレイと話をはじめた。

「いやぁ、すまなかっね、あの子は足が悪くてね、離れた自分も悪いんだがな…」

そんなダリスにレイは…

「別に気にしなくていい…」

ダリスをもう心配するなと言った。

「あの子はねお人好しなんだよ、みんなから愛されていてね、困っていたらほうっていけない優しい子なんだよ、」

その事を聞いたレイは。はじめてあったときの事を思い出して、優しさに溢れる子なんだなと思うレイだった。