優しい君、不器用なあなた
「たぶんね、会ったことは数回しかないが変わったやつだよ、あんたの父親とも交流があったらしいよ」

まさか、父が関わっているのかともしかして…と思うレイであった。

「あんたの考えは確かめておいた方がいい、大好きな女の子を守るためにね」

老婆はそう言った後、あるものを見せ部屋へ出るようにレイに指示した、レイはすぐ、父のもとへむかった。




「失礼いたします。父上お話したいことがあります。」

扉の前に立ち一人で来ていたレイ。王の従者は今までそんなことはなかったと思うのであった。

「入れ」
キリスはそういい、レイを部屋へ入れた。
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