俺様社長の強引愛はただの純粋な愛でした◆おまけのお話を追加しました◆
「しんのすけ、遅くなったから食事でもしてから帰るぞ」

「いえ、結構です」

突然の柳田の誘いを一花は即答で却下し、柳田はあからさまに不満そうな顔をした。

「……別にどうこうする気はないから付き合えよ」

「嫌です」

「この後何か予定があるのか?」

「ないです」

「じゃあいいじゃねーか」

「嫌です」

「社長命令でもか?」

「パワハラですか?」

一花の潔い断りに柳田はある意味感心し、逆に意地でも一花を食事に連れていきたくなった。
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