俺様社長の強引愛はただの純粋な愛でした◆おまけのお話を追加しました◆
一花の頬の染まりに気をよくした柳田は、強引に一花の手を取り歩き出す。一花は追いかけるように着いていく。
「俺と結婚しろよ」
「なっ、いきなりですか!お友達からって言ったはずです!」
反論するも柳田に聞き入れる様子はない。
「とりあえず一緒に住めよ。セキュリティ抜群のマンションでも買うか」
「買いませんよ」
「一戸建ても捨てがたいよな」
「だから、人の話聞いてます?」
柳田は突然立ち止まり、真剣な眼差しで一花を見つめる。その真剣さに、一花は思わず口をつぐんだ。
「一花、お前はもう俺のものだ。わかったな」
「……!」
強引すぎて返す言葉がない。
なのに全然嫌じゃない。
「……もう、いつも強引なんですよ」
「バーカ、純粋って言え」
「ちょ、それ、自分で言います?」
柳田の笑った顔は屈託がなく、一花への愛に溢れていた。
一花は改めてその想いを感じて胸が熱くなる。
繋いだままの手はなんだかくすぐったく、幸せだった。
【END】
「俺と結婚しろよ」
「なっ、いきなりですか!お友達からって言ったはずです!」
反論するも柳田に聞き入れる様子はない。
「とりあえず一緒に住めよ。セキュリティ抜群のマンションでも買うか」
「買いませんよ」
「一戸建ても捨てがたいよな」
「だから、人の話聞いてます?」
柳田は突然立ち止まり、真剣な眼差しで一花を見つめる。その真剣さに、一花は思わず口をつぐんだ。
「一花、お前はもう俺のものだ。わかったな」
「……!」
強引すぎて返す言葉がない。
なのに全然嫌じゃない。
「……もう、いつも強引なんですよ」
「バーカ、純粋って言え」
「ちょ、それ、自分で言います?」
柳田の笑った顔は屈託がなく、一花への愛に溢れていた。
一花は改めてその想いを感じて胸が熱くなる。
繋いだままの手はなんだかくすぐったく、幸せだった。
【END】