車椅子の少年
龍「?佐伯龍って俺のことだよな??」

優「何いってるの??
龍のことに決まってるじゃん!!」

にしても、あの人が白夜の副総長なのか!
できる人オーラが漂ってるぞ?!!


爽「あ、いました」
スタスタスタ


爽「キミ、ちょっと屋上に来てくれる?」

・・・


龍「へ?俺が?」

爽「そう、キミです」

・・・チラッ

?龍がこっちを見てくる



龍「悪いな、
もう優とご飯食べる約束しちまってるんだ」


・・・ふぇ?

嘘でしょ?相手はなんか凄い人だよ?
僕との約束なんて
それほど重要な用事じゃないのに…


爽「キミはやはり優しいのですね
余計気に入りました!
どんなに小さな約束でも守らない奴は
信用できませんから」

爽「そうですね…
ではこれでどうでしょう?
キミと、その優くん とやらも
一緒に屋上に来るというのは?」


・・・ふぇ?僕も?


龍「あぁ!それなら別にいいぞ!!
優もそれでいいか?」


・・・断れる雰囲気じゃないね


優「うん、いいよ」



爽「決まりですね!移動しましょう」







カラカラカラ

爽「…?(なんの音でしょう?)」





爽「っ!(この少年は車椅子でしたか…)」



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