時が満ちる


心の俎板に黴菌が着いて居なのか・・


善意が黴菌だったのか・・・



優しさが黴菌になって泣いたことがあった。



労りが迷惑になって悩んだことがあった。



心配りがお節介になって恥を掻いたことがある・・・



優しさが心の傷になるなんて・・寂しいなあ~



最善の愛も無駄だと知った夜は不安に襲われたことが何度もあった・・




すっきりした胸の扉を開きたくて・・・



心の俎板を整える・・・



最善が最悪になるかもしれないと・・




何処に軸足を置けば最善が最善に繋がるのか・・




後悔した暗い心の部屋で寝るのはもう嫌だ・・


< 112 / 427 >

この作品をシェア

pagetop