時が満ちる
会社の帰り道・・・・予想もしなかった級友に出会った。
圭太は思わず声を掛けた・・・
「お~暫く・・・・良い所で出会ったなあ~‥・・ちょっと一杯
付き合わないか・・あまり時間をとらないで飲もうよ。」
級友・哲夫は気持ち良くOKした。
「なあ・・・・ちょっと話があるんだけど良いかな。」
「何だ神妙な顔して・・どうしたんだ。」
「なあ~お前はひとりの女を愛し続けるられると思うかあ~。」
「なんだ急に・・・そうだなあ~なんて返事しようかなあ~・・・
だって離婚する訳には行かないだろう。」
「そうなんだよなあ~息子も居るし。」
「何で今頃そんなこと言うんだよ。あんなに、
茜さんを好きだったんじゃないか。」
「嫌・・・ちょっと疑問が起きたんだよ。」