時が満ちる



「もしもし・・・和樹先生の机の上の箱に置手紙が入って居ましたよ。



「一身上の都合により・・・この地を離れることになりました




机の上の箱の中に退職願を書いて置きましたからよろしくお願いします。



卑怯者です…非常識者と重々解って居ますが身動きが取れなくなりました。



幸子が倒れたと言う電話が来ました。僕の身勝手を追跡しないでください。





お願いします。」と言う手紙を真奈美の電話の前で読み上げた。






真奈美は泣き崩れました。



結婚式はどうするんだろう・・・




生まれてくるこの子に何と伝えよう・・・・





霧子と若菜に電話して2人の居る学校へと泣きながら走った・・


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