時が満ちる
ぷっ~~~シュシュシュシュ・・プス  ぶ~~~ん・・プス



あれつ~エンジンがかからない。



急にエンジンがどうした・・



故障ではない。



ここまでスムーズに走って来たのに・・・



紅葉を観たいので早めに昼食を済まして出て来た・・・



「どうしたんだろう、もう一度ボタンを押してみて・・」




美香は焦った。




百合子の指は盛んにエンジンを押し続けた。



色々と押し方を工夫したが駄目だ。




「じゃジャフを頼むね。」



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