時が満ちる

恥かしそうに百合子は粗っぽい動きをを反省した。



「良かったあ~じゃ紅葉観に行こうか。」



そう言って時計を覗いたら14時30分・・・



「今日は止めよう・・帰りが遅くなるから~」



美香は不安そうに言った・



折角楽しみの紅葉・・



百合子は不満だった。



太陽はまだ頭の斜め上・・紅葉はまだ輝いている筈・・



遅くなると百合子の機嫌が悪くなると思った美香は・・



「嫌・・今日は帰ろう・・夕食は外食にしよう。」



今日の気分を一掃したかった美香は心配そうに言った。。





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