時が満ちる

繋ぐなっら時を撫でるように・・丁寧にと美香は思った・・



気配りが時を和らげるから・・・



繋ぐなら優しく温もり添えて・・



笑顔と繋がるならひらめきのある時を活かして・・



新鮮な時を纏いたいなら好奇心と繋ごう・・・



一瞬が確かな笑顔になりたいなら



誠意と真実の籠った言葉で・・



そう美香は小さく呟いた。



黴菌の着いた言葉をぐっと飲み込んで・・



免疫性のある心なら・・・



黴菌のある言葉は薬になる筈・・



疑うなら後悔しない疑いを・・・・確かめよう・・




疑われたら冷静に軸足を整えて・・・説明できる資料を揃えて・・




時を研ぎ澄ましてから動こう・・





繰り返し・・繰り返し・・呟く。










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