―――桜田淳子ーーー
―――あれから―――
出版社に入ってから、彼女は必死に―――面白い、且つ、道徳を教えてくれる、小説を見ていた。
此処の書籍は最近、売れだしており、色々な人が、パソコンでの書籍を見ていた―――。其処には、病院の事が書籍化してあり、医者の物語で―――ドクターラボーーーと言う、小説があった。
この男性の書籍を見ていると、医者の気持が良く描けていた。患者の気持も書いてあり、色々な患者が登場してくる。この男性は―――八十歳でもあり、精神科のお医者様でもあり、色々な治療法で、患者を治していく人である。患者の気持ちが分からなくなり、色々と、悩んでいた―――。精神科の医者はとても大変であり、クスリだけでは治る事ない、そう思っていた―――。だけど、最近、精神面での病が治って来たように思うが、まだまだ治っていない人々が、沢山登場してくる。
医者の立場の気持ちを教える為に、小説を書いてみたが、こちらも病気の人々の気持が分かった。
最初、患者の気持ちは入院したくなかったが、それでも、患者さんとして、医者として、色々な人と出会った。それから、色々な病気になってしまい、しつこく、看護師さんに縁談を求めた。これは、寂しいからだ―――と、耳から聞こえて来ていた。その人に絶縁され、患者は泣き喚いていた。色々な幻聴が聞こえるし、口がパクパク動いており、患者は困っていた。それに―――患者は友達が少なく、友達になる人を探していた。友達になる人は、患者さんならいたんだけれど、看護師さん達に何度も言われても、復縁を求めたりしていた。淳子はそう言う人々を、救ってあげようと思い、エッセイストを書きだした。だけど、医者と結婚出来る筈でもあり、患者は既に、結婚していた事を、事情があって忘れていた。その人に、退院後、見て貰う事になり、一緒に幸せになりたいーーーそう思っていた。
< 38 / 68 >

この作品をシェア

pagetop