お見合い夫婦!?の新婚事情~極上社長はかりそめ妻を離したくない~

「なにかあったら連絡して」


ポケットから出したスマートフォンをかざして晴臣が揺らす。


「はい。おやすみなさい」
「おやすみ」


最後の最後に晴臣は爽やかな笑みを浮かべ、運転席に乗り込んだ。

なにからなにまで完璧。そんな晴臣との出会いに、果歩の心は大きく乱された。


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