君の瞳に映る世界
あーもうほんと最悪っ!!

なんで私があんな目に?!!!

ぜーったい許さないんだからっ!!

苛立つ気持ちを抑えながら自転車をこぎすすめる。


はやく、はやくあそこへ、はやくいきたい!

家と家の間の隙間道を慎重に抜け、抜けた先の大きな公園に自転車を止める。

カバンだけ持ってさらに奥の木と木の間を通り抜ける。

するとまた小さな広場と大きな病院がある。
その隣に階段があり一番下まで降りる。

下は家もコンクリートも何も無く、大きな池と木が目の前一面に広がっている。

ふー。やっとついた。
近くの石に座りやっと一息つけた。


、ここは私だけの特別な場所。
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