溺愛執事のキスの雨
「・・・・・・春歌(はるか)
今日も可愛いわね」
あたしの腰元に抱き着いてきたのは、メイドの平山 雪(ひらやま ゆき)を連れた
────新羅 春歌(しらぎ はるか)
「へへ
恋ちゃんにそう言われると嬉しいな」
春歌の家系は天下のお菓子メーカー
────────新羅コーポレーション
春歌は持ち前のふわふわした栗色の髪に、幼い顔立ち
本当可愛いわね
「春歌、そんなに急ぐことないじゃない」