溺愛執事のキスの雨




──────次の日


「・・・恋様」


あたしの名を呼ぶ篠宮の声で目が覚めた

目を覚ましたあたしの顔を覗き、髪を撫でる篠宮


昨日、あれから様子がおかしかったけど・・・今は普通ね・・・


「恋様

私、恋様の夢を応援します」


不意に篠宮はそう言い出して

「勿論、寂しいですが」と。



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