溺愛執事のキスの雨



「恋様の夢は、私の夢でもありますから」


そう言った篠宮の顔は、今にも泣きそうなほど歪んでいて

きっと、頑張って応援する、という決断をしたのだろう


「・・・ありがとう、篠宮」



そう言って、篠宮の身体を強く抱き締めた








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