溺愛執事のキスの雨



「篠宮・・・ありがとう」

そう言って、身体を離す

篠宮も、あたしも涙で顔はボロボロで

そんな互いを見て小さく笑顔をもらした



『───10:00発、ロサンゼルス行きはまもなく・・・』


そんなアナウンスが聞こえ、顔を上げてモニターを見る

もう、行かなくちゃ・・・




< 167 / 185 >

この作品をシェア

pagetop