溺愛執事のキスの雨



やっと、京に触れることが出来た

この4年間、ずっとずっと触れたかった

京のことを考えない日はなかったわ・・・


「恋、恋・・・」


そう、あたしの名前を何度も呼びながらぎゅう、ぎゅうと強く抱き締める

少し苦しいけれど、それがまた嬉しかった



「・・・京」


京の名前を呼ぶと、少し身体が離れて

ちゅ、と小さなリップ音と共にキスが落とされた



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