溺愛執事のキスの雨



「恋様、恋様」


ぎゅう、と強く抱き締めながらあたしの名を呼ぶ篠宮

すると

すぅ・・・と、篠宮の指先がチャックの開いた背筋を滑り、小さく身体を跳ねらせた


「っ・・・ちょっと」


くすぐったい・・・


「恋様


────好きです」


篠宮はそう言うと、深く、唇を重ねた






< 65 / 185 >

この作品をシェア

pagetop