溺愛執事のキスの雨



篠宮にダリアの髪飾りを着けてもらい、学校へ向かう準備が整った


「荷物を持ったら直ぐに向かうわ」


「かしこまりました

下でお待ちしています」


篠宮はそう言って部屋から出ていく

さて・・・そろそろ行かないと遅刻しちゃうわね


透明のガラス机に置いていたスクールバッグを手にし、部屋を後にする



10年以上この屋敷に住んでいても、未だにこの長い廊下には慣れないわね・・・



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