ラーメンおごりで!(※短編BL)
しかし、アトリは俺が所属するテニス部に入ることになった。

「今日からテニス部に加わることになった桂馬アトリだ。2年だから…勇崎、お前桂馬に部のことを教えてやってくれ」

顧問の先生に言われ、俺がアトリにつくことになった。

「勇崎押也(ゆうざきおしなり)です。よろしく」

「押也…変わった名前だな」

アトリは俺を見上げ、睨みながら言った。

近くで会ったら思っていた以上に身長が低く、

(180㎝ある俺と15㎝ぐらい差がある)

それにヒョロヒョロしていて肌も白い。

本当にテニスできるのか?

「お前に言われたくない」

俺がそう返すとアトリは鼻で笑った。

「まぁいい。それより部のこと教えてくれよ…”押也”」

ファーストコンタクトは最悪であった。
< 3 / 23 >

この作品をシェア

pagetop