【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
「っ、これは……ママのノートに書いてあったの……髪はまとめなさいって……」
「あれ? 動揺してる?」
「するよ……蓮くんがいきなり背後に立っ……ひゃあっ!?」
それは突然で……。
首筋に吐息がかかったのか、肩に力が入る。
そしてチュッと、艶っぽいを音をたてながら、うなじに蓮くんの唇が触れた。
たちまち身体が熱くなって、うなじまで汗ばんでしまいそうになる。
「蓮くん……ってば! 人が料理中に、なにしてるのっ……」
「包丁持ってないのは確認したよ?」
そうじゃないったら……!
お構い無しに、後ろから腕を回して私の身体を包み込んだ。