【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります


蓮くんは大胆すぎるよ……。

あの夜の宣言通りか、ホントに遠慮のない蓮くんに、私はあたふたするしかなくて。


「……そうじゃないでしょっ、こんなとこもし若さんに見られたら……」


やっとの思いで弾けるように首を後ろにひねった直後、


「──貴様、そんなに墓穴に入りたいのか?」


時すでに遅しとはこのことだと思う……。

瞬間移動が出来ると言われても頷けてしまうほどの速さで、若さんはもうそこにいた。

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