【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
なんとか逃げようと蓮くんの胸を両手で押し返す。
「離してやんないよ。こっちはずっと我慢してんの」
我慢……!?
「……って言われても、私は花嫁修業の身なんだよ!? こんなこと、我慢してくれないと困……」
言いながら拒む私の手を意図も簡単に奪うと、
「じゃあ、我慢の仕方教えて?」
まるでキスでもするかのように、その綺麗な顔を近づけてきた。
絞り出す声がけやけに色っぽくて、じわりと熱を帯びた顔から火でも吹きそうになる。