【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
その意味がとてつもなく大胆すぎて、私は慌てて口もとを手で覆った。
………あれ?
何も起きないことに、ゆっくり目を開けてみる。
「残念だけどこれ以上はやんないよ? 本気で止まんなくなる」
寸止めした蓮くんは意地悪な口調で言った。
「それに、あくまでも俺はお目付け役だからね」
「そ、そうだよ! だからこんなこと……もう絶対にダメだからね!」
「しないよ? 歌鈴が俺を好きって言わない限り、続きはしてあげない」
「……なっ、なにそれ!」