【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
*婚約者の正体*
日曜日が明けて、次の日の昼休み。
私はいつものように二乃ちゃんとお昼ご飯を食べながら、近況報告の真っ只中。
「だから言ったじゃない! 青葉くんからの溺愛には覚悟しておきなさいって!」
相変わらず声が大きい二乃ちゃんが私に指をさした。
チラッと蓮くんの方を見る。
期末試験もあるからか、勉強教えて!と、女子に囲まれている。
「いいわねそんな甘い休日過ごせて。わたしも若さんとイチャコラしたいわ」
「こっちは心臓持たないよぉ……」