【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります


「うん。そのつもり……だから、そのためにも花嫁修業を頑張って、パパとママに認めてもらいたいの!」

「ほーん。で、その花嫁修業の一環で作ったのがこちらのお弁当ってこと?」

「うぅ……」


私が作ったお弁当……らしきものに二乃ちゃんの痛い視線がささる。

卵焼きは焦げてるし、形は歪……。

蓮くんにお弁当をって思ったけど、失敗作だ。


「ねぇ、青葉くん。その卵焼き焦げてない!?」


窓際から聞こえてくる女子の声に私はハッとして目をやった。

< 152 / 417 >

この作品をシェア

pagetop