【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
「うん。そのつもり……だから、そのためにも花嫁修業を頑張って、パパとママに認めてもらいたいの!」
「ほーん。で、その花嫁修業の一環で作ったのがこちらのお弁当ってこと?」
「うぅ……」
私が作ったお弁当……らしきものに二乃ちゃんの痛い視線がささる。
卵焼きは焦げてるし、形は歪……。
蓮くんにお弁当をって思ったけど、失敗作だ。
「ねぇ、青葉くん。その卵焼き焦げてない!?」
窓際から聞こえてくる女子の声に私はハッとして目をやった。