【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
「今から音無家のチームをフル出動させるから待っていなさい!!」
「パパっ、違うの! 大丈夫だよ……!」
「本当に大丈夫なのか!?」
「うん……! と、とにかく私は今すぐ婚約するわけじゃないし、パパが望むように……えと、理人先輩と親しくは出来ないからね!」
それに、ふたりが帰国したら私の正直な気持ちを伝えたい。
「もちろんわかっているさ。ママも応援しているから、歌鈴は花嫁修業を頑張るんだよ!」
電話を切ったあと、私はすぐに後ろを振り向こうとした。