【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります


「んー、そうだねー。違う意味で押し倒したいかもね? けどその覚悟出来てんのー?」

「そん時は、先輩の方が覚悟して」


すっ、と先輩の襟を軽く掴んで、蓮くんは自分の方へ引き寄せる。


「きゃあぁぁぁぁ…!!」

「なんて美しい光景なの!」


廊下から聞こえる悲鳴のような歓声に、なんでこうなるの!と私は理解に苦しむ。

二乃ちゃんに助けを求めようとしたけれど、


「おしゃピクとパンケーキより映えるわねぇ」


と、スマホを取り出している始末……。

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