【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
「そんな綺麗な顔近づけちゃっていいの? 俺とキスしちゃうことになるよー?」
理人先輩は何ひとつ動じることなく蓮くんの顎を指でつまんだ。
「先輩こそ意地張ってると後悔すんじゃない?」
「全然ー? 余裕で口開けるから」
どちらも引くことなく繰り広げられる危ない展開に、私はハラハラしていた。
「ダメだよ先輩。口なんて開けたら、もっと深いキスしちゃいそうだから」
俺、止まんないよ?なんてからかう口調で、蓮くんは理人先輩の唇をなぞった。