【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
「それにあんなヤバい奴に目付けられてんだから、疲れても無理ないだろ」
「……っ、理人先輩のことは、なんとかするつもり。パパにもちゃんと話したいって思ってて……」
「それでも、もっと俺のこと頼ってよ。困ったらすぐ飛んでく」
そのために目を光らせてるんだけど、と物騒な一言を付け加えた。
こうやって私のことを心配してくれる蓮くんの言葉にじんと胸が温かくなる。
「甘えるなんて……そんなこと言われたら、ちょっと気が抜けちゃいうだよ……」
「いいよ。俺は毎晩どうやって甘やかしてやろうか考え尽くしてるから」
「……!?」
するりと伸びた蓮くんの手は私の頬を優しく撫でる。