【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
もし、私がここまで理人先輩のことを拒否をしているって耳に入ったら、パパはどう思うのかな。
それも、パパの友達の息子さんなのに。
ましてや、まだお互いのことを知らないうちから。
「歌鈴ちゃんは物分りがいいからわかるよね?」
「……」
「この前言った通り、俺のことを知ってほしいだけだよ。歌鈴ちゃんのことも知りたい。危ないことはしないから」
ね?と、諭すように穏やかな表情を向けられた。
「……わかりました」
「はいお利口さん」
なでなでと私の頭を子供のように撫でてくる。