【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります


「気の利いたセリフ考えても、毎日好きしか言えないみたい」


やばいだろこれ、なんて漏らしながら私を見る蓮くん。


「……それは、あの……本にそうやって書いてあったの……?」

「ん? これならまだ読んでないよ」

「なっ!? だって今、この本も難しそうって……」

「俺がそうしたいって思ったから言っただけ。毎日好きって言いたくなるから」


私は真っ赤になって固まるしかない。


「誰にも見せたくないくらい可愛いから、結婚したら嫉妬の毎日になる覚悟は今からしてる」


蓮くんの甘い言葉は止まらなくて。

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