【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります


パッと布団へと視線を逃がす私を覗き込んできた。


「今からでも俺だけのもんってわからせてやりたくなる。特にアイツにはね?」

「最近……蓮くんってば、ちょっと変……」


変なんて言いたいわけじゃなくて。

嬉しいのに、素直になれないのは、恥ずかしいからで……。


「どこが? こんな風にお前に触るとこ?」

「ひゃっ……」


いっぱいいっぱいになる私の視界がたちまち反転して、あっという間にすとんと押し倒される。


「なにその可愛い声。煽られてんね、俺」

< 245 / 417 >

この作品をシェア

pagetop