【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
蓮くんの綺麗な髪が私に降り注いで、心臓がドキドキと加速を増していく。
「煽ってなんか、ない……」
「でも抵抗しないよね? なんで?」
「それ……は、」
なにか言わなきゃって思ってるのに、言葉が一切出てこなくて。
だけど、
「蓮くんだから……嫌じゃない……から」
恥ずかしさに負けて、顔を両手で隠しながら呟いた。
自分でもなんてことを言ってるんだろって思う。
「あっ……」
蓮くんの手が私の手を奪った。
再び視界は蓮くんでいっぱいになる。