【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
「……うん。もうわかってるの。パパに反対されても、嘘つけないなって。私はずっと蓮くんのことが──」
「それはわかってるんだけど、即決されると傷つくんだよなぁー」
……ゲッ!!
もう何度も起きたこの展開。
「あれ、どうしたの? 今日は驚かないのー?」
ニコニコしながらドン引きする二乃ちゃんの顔を伺うのは、言うまでもなく理人先輩だ。
「さすがにもう驚くこともしませんよ! 逆にリアクションに困るんで、斬新な登場の仕方とかしてくださいよ!」
「ナチュラルな登場はお気に召さなかったかー」
どこがナチュラルなの……?