【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
*未来を決めるのは*
「可愛い歌鈴を誰にも見せたくないからって、閉じ込めておきたい気持ちはわからなくもないけどな」
「閉じ込めるって。私……やっぱり閉じ込められたってこと?」
部室から二階へと引き返していると、蓮くんが隣でくすりと笑った。
まさかそんなことをされるなんて思ってもみなかった……。
でも、一体誰が……?
「──いい度胸してるよね、その犯人」
このまま見過ごすわけないけど……と、蓮くんは不敵に呟いた。