【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
「こんなに可愛くていい子が、花咲くんのお父様に紹介されたら気に入るだろうって考えて……そしたらわたし、いてもたってもいられなくて……バカみたい」
声を沈ませた秋元先輩の肩をポンッと叩いた理人先輩は、
「……いや、秋元。そんなに好きだったのかよ、俺のこと」
……付き合ったら重そうだと思うの俺だけ?と。
「な……なによっ、今そんなこと聞かないで!」
「は? 素直はどこいったわけー?」
「後輩の前でやめてちょうだい……って。いきなり引っ張らないでよ!」
今度は乙女な一面を見せる秋元先輩に少々引き気味な私と蓮くん……。