【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
好きって言いそうになったけど、蓮くんにストップをかけられて……それっきりだった。
「あのね、私は……」
「ん?」
改めて伝えようとすると、やっぱり恥ずかしくて。
だけど、蓮くんの瞳を見つめれば、
「蓮くんのことが、好き……です」
溢れる想いは自然と言葉になった。
「歌鈴はズルいよね」
「へっ?」
「息してるだけで可愛いのに、好きとか言われたら我慢できなくなる」
蓮くんの甘い声に、身体中が熱に包まれる。